北海道モミエッセンシャルオイルについて

北海道モミエッセンシャルオイルの原料となるのは、下川町で育ったトドマツの枝葉。トドマツはモミの木の仲間で、日本では北海道にのみ自生する木です。
 
トドマツの正式な種名は、マツ科モミ属トドマツ(Abies sachalinensis Masters)。モミの木の仲間であることを示す「Abies(アビエス)」はラテン語で「永遠の生命」を意味します。
 
世界各地のモミの木の仲間のエッセンシャルオイルは、海外でも古くから民間療法などに用いられ、特に、呼吸器系のトラブルや、風邪などが流行る冬場の体調管理にすぐれていると知られてきました。家の中にモミ属の木を入れてクリスマスツリーとして飾ったことは、健康に過ごすための理にかなった文化だったと言えるそうです。
近年は空気をきれいにしてくれる作用もあるという研究報告もあり、人々の健康と深い関わりを持ってきた木であると言えます。

北海道モミエッセンシャルオイルができるまで

林業では、植えた木を間引いたり、十分育った木を収穫するといに、木を伐ります。
私たちは、その伐った木の枝葉を集めて工房で蒸留し、エッセンシャルオイルを抽出しています。
私たちが集めるのはトドマツの枝葉。特に
葉に香りの成分が多く含まれるため、葉の部分を中心に集めます。
枝葉の採取は手作業です。葉を中心に切り集め、新鮮なうちに蒸留します。
林内から運び出すのも人の手で、生産量に限りはありますが、
丁寧に葉を集めることで、雑味なくクリアで深呼吸したくなる香りに仕上がります。
集めた枝葉は、水蒸気蒸留という方法でエッセンシャルオイルを抽出します。
原料を蒸し、その蒸気をあつめて冷やすと、芳香蒸留水となって出てきます。
芳香蒸留水とともにエッセンシャルオイルも抽出され、置いておくと比重の違いで2層に分かれます。
できあがったエッセンシャルオイルは、まさに森の香りそのものが凝縮された貴重な一滴です。
北海道モミエッセンシャルオイルのご購入は2種類のパッケージからお選びいただけます。
※下記2品の内容物・価格は同じです。パッケージのみの違いになります

ナルークエッセンシャルオイル北海道モミ

5ml 1,980円

北海道モミエッセンシャルオイルスタンダード

5ml 1,980円

北海道モミエッセンシャルオイルのおすすめの使い方

エッセンシャルオイルとは、植物から抽出された芳香成分のこと(※アロマオイルと呼ばれる合成香料と区別します)。

自然界にある香りをぎゅっと凝縮したものなので、扱う際には少しだけ約束ごとがあります。

慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、簡単に使える方法からぜひ試してみてください。

01. 香らせて使う

・ハンカチやタオルに数滴垂らして、バッグや枕元に。
・お手持ちのアロマディフューザーに。
・その他、カーペットの隅やクッション、まくら、衣類の目立たない場所に。
北海道モミエッセンシャルオイルのおすすめの使い方
・襟元やストールなどお顔の近くに数滴垂らして、お出かけ時の予防マスクの代わりに。
(※濃度が高く感じられますので、少量からお試しください。また、精油が直接肌に付かない場所に垂らしてください)
 
・お湯を入れたマグカップに数滴垂らしておくと簡単にお部屋に香りが広がります。冬場の体調管理が気になる季節におすすめです。

02. トリートメント(マッサージ)に使う

エッセンシャルオイルをお肌に塗って使用する場合は、アロマテラピー用の植物油(キャリアオイル)で1-2%の濃度に希釈します。植物油の種類によって特徴も違い、また他の精油の作用を考えながら組み合わせる事により幅広く楽しめます。
入浴後、リラックスした状態で、顔や手足はもちろん、全身をマッサージすることでリンパの流れや血行をよくします。
 

マッサージオイルの作り方

アロマテラピー用の植物油(キャリアオイル)に1%以内の濃度になるようエッセンシャルオイルを入れかきまぜます。(植物油10mlの場合は2滴。精油は1滴=0.05mlです)。お子様やお年寄りには精油の量を半分にしてお使いください。

03. お風呂で使う

エッセンシャルオイルは水と混じりにくいので、そのまま湯面に滴下すると、浮いてお肌に刺激を与える場合があります。塩やオイルに混ぜてからお湯に入れ、よくかきまぜて入るようにしましょう。手浴や足浴など、部分的な入浴に使用するのもおすすめです。

バスソルトの作り方

天然塩(料理用の岩塩など)大さじ2~3杯に精油を5~6滴入れ、よく混ぜます。塩は、発汗を促し、新陳代謝を活発にする働きもあります。

04. 手作り化粧品などの材料に

エッセンシャルオイルを活用して、手づくりの化粧水やクリームなども手軽に作ることができます。また、石けんづくりやお掃除にも使えるので暮らしの様々な場面で活用することができます。

エッセンシャルオイルを扱う際の決まりごと

●肌に直接つけないでください
「オイル」と言っても食用油のような油脂とは違います。そのまま肌に塗ったり飲用はできません。お肌に使う際は、植物油で1-2%に希釈して使用してください。
(精油用の瓶の一滴=約0.05ml)
 
●妊娠中の方・3歳未満の乳幼児には芳香浴程度でご使用ください
妊娠・授乳中の方や3歳未満の乳幼児へは、芳香浴以外での使用をお控えください。また3歳以上のお子様やお年寄りなどへも、通常大人の半分以下の濃度でお使いください。
 
●火のそばで使わないでください
エッセンシャルオイルは引火性があります。揮発して引火しますので、火の近くでは使用しないでください。
 
●高温になる場所に保管しないでください
エッセンシャルオイルは、空気にさらしたり、高温な場所に置くことで酸化が進みます。なるべく冷暗所で保管してください(冷蔵庫がおすすめです)。
 
●プラスチックなど石油製品にはつけないでください
プラスチックなどを溶かしてしまう成分も含まれます。垂らして使う際はガラスや素焼き、陶器、木製のもの、布、紙、などをお使いください。
 
※詳しくはアロマテラピーの書籍や関連サイトをご覧ください

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